会計年度任用職員は年度途中で辞められる?総務省マニュアルに基づく退職手順と損害賠償の嘘

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会計年度任用職員の年度途中退職|総務省マニュアルと地方公務員法に基づく法的権利の解説図

「3月31日の任期満了までは、絶対に辞めさせない」

役所の事務、学校の給食室、図書館司書、放課後児童クラブ…。

いまや地方行政の現場は、会計年度任用職員(非正規公務員)によって支えられています。

しかし、その実態は「公務員の義務(責任)」「最低賃金に近い待遇」の悪いとこ取り。

「辞めたい」と伝えても、「地方公務員法」を盾に拒絶され、精神を病むケースが後を絶ちません。

本記事では、総務省の公式マニュアル民法の条文を根拠に、年度途中であっても合法的に、かつ安全に即日退職するためのロードマップを提示します。

目次

「任期があるから辞められない」は法的根拠がない

上司が会計年度任用職員に対し、地方公務員法第22条の2の任期を理由に年度途中退職を認めないと高圧的に拒否している様子のイラスト

上司や人事課はこう言います。
「あなたは地方公務員法第22条の2で任用されている。3月末までの契約だから、途中退職は認められない」と。

しかし、これは行政側の都合(ポジショントーク)に過ぎません。

国の見解は、全く異なります。

正規の公務員・教員の方はこちらの退職ガイドをご覧ください」

総務省マニュアルが認める「退職の自由」

実は、制度を所管する総務省自身が、「年度途中でも辞められる」と明記しています。

会計年度任用職員制度の導入等に向けた事務処理マニュアル(第2版)

「任期中であっても、本人の同意がある場合や、公務員法上の分限処分による免職、本人からの申し出による退職は可能です。」

出典:総務省|地方公務員制度等

このように、国は「本人の申し出による退職」を禁止していません。

さらに、民法でも即日離脱も可能なことが証明されております。

民法628条「やむを得ない事由」

会計年度任用職員であっても、日本国憲法が保障する「職業選択の自由」は守られます。

民法第628条(やむを得ない事由による雇用の解除)

当事者が雇用の期間を定めた場合であっても、やむを得ない事由があるときは、各当事者は、直ちに契約の解除をすることができる。

出典:e-Gov法令検索|民法

「心身の不調(うつ状態・適応障害)」「家族の介護」などは、この「やむを得ない事由」に該当します。

診断書さえあれば、地方公務員法の「職務専念義務」よりも、個人の「健康権」が優先されるため、即日退職は法的に正当な権利です。

脅し文句「損害賠償」と「ブラックリスト」の真実

退職を切り出した際に投げかけられる「脅し」についても、法的なファクトチェックを行います。

1. 「損害賠償請求するぞ」

結論:法的根拠ゼロのハッタリです。

労働基準法第16条(賠償予定の禁止)の精神に基づき、単に「途中で辞めたこと」を理由に、公務員個人に損害賠償を請求することは認められません。

実際に過去の判例でも、横領などの犯罪行為がない限り、労働者への賠償請求は棄却されています。

2. 「二度と公務員になれない(ブラックリスト)」

結論:個人情報保護法違反であり、作れません。

「辞めた人間のリスト」を作成し、他の自治体と共有することは、個人情報保護法および地方公務員法(守秘義務)に対する重大な違反行為です。

もしそんなリストが存在し、それが理由で不採用になったとバレれば、自治体側が訴訟リスクを負います。

つまり、隣の市の採用や、国家公務員試験には何の影響もありません。

なぜ「民間業者」を使うと失敗するのか?

ここが最重要ポイントです。

もしあなたが退職代行を使うなら、「民間業者(株式会社や労働組合)」を使うのはおすすめしません。

相手は一般企業ではなく、「お役所(行政)」だからです。

比較項目一般企業への退職代行役所への退職代行
適用法律労働基準法地方公務員法 + 条例
コンプライアンス緩いところもある異常に厳しい
民間業者の電話話くらいは聞く「条例により本人以外不可」
結果退職できる門前払い・着信拒否
「弁護士以外の業者を使って失敗した事例については、別記事『退職代行の失敗リスクと非弁行為』で詳しく解説しています。

「非弁行為」に対する行政のアレルギー

役所の人事課はコンプライアンスの塊です。

弁護士資格を持たない業者(非弁業者)からの交渉に応じることは、「違法行為に加担した」として、担当者自身が処罰されるリスクがあります。

そのため、「弁護士以外からの退職申し入れは、条例に基づき一切受け付けません」とガチャ切りされて終了します。

これが「役所×民間業者」で多発している失敗パターンです。

弁護士法第72条(非弁護士の法律事務の取扱い等の禁止)

弁護士でない者は、報酬を得る目的で…法律事件に関して鑑定、代理、仲裁若しくは和解その他の法律事務を取り扱い…(中略)…をしてはならない。

出典:e-Gov法令検索|弁護士法


役所を黙らせる「弁護士法人」という選択肢

役所(行政)は、法律の専門家である「弁護士」には弱いです。

弁護士が代理人として通知を送れば、行政側も「法的な手続き」として対応せざるを得なくなります。

成功のシナリオ

STEP
弁護士受任通知の送付

「弁護士法に基づき、〇〇職員の代理人として通知します」

STEP
人事課の反応

「弁護士が出てきた。これは無視できない。適切に事務処理を進めよう」

STEP
完全非接触での退職

貸与物(職員証・保険証)も郵送で返却。上司からの電話も「弁護士を通してください」の一点張りで遮断可能。

結論:公務員こそ「弁護士法人みやび」一択

会計年度任用職員という立場は、法的に非常に不安定で特殊です。

だからこそ、民間の格安業者(2万円台)に依頼して、「失敗しました、役所に取り合ってもらえませんでした」と言われた時のリスクが大きすぎます。

弁護士法人みやびは、一般企業だけでなく、こうした「公務員・教職員」の退職代行実績も豊富です。

公務員の退職にも強い弁護士法人みやび

弁護士法人みやびの「公務員」退職サポート

役所特有の「条例」「規則」「縦割り行政」の壁を、弁護士の資格で突破します。

年度途中の退職であっても、損害賠償などの不当な要求をシャットアウトし、安全な離脱を実現します。

  • 地方公務員法に対応: 民間業者では不可能な「行政との交渉」が可能。
  • 即日対応: 診断書等の提出サポートにより、実質的な即日退職を実現。
  • 親バレ防止: 職場から実家への連絡も、弁護士名義でブロック。

退職代行は違法性のない業者を選ぶことが重要です。以下のサイトなどで詳細な要件を確認してください。

参考:弁護士法人みやび 公式相談窓口

まとめ:その「責任」は、待遇に見合っていますか?

最低賃金に近い給料で、正規職員と同じような重い責任を負わされ、最後は「任期」を理由に縛り付けられる。

そんな働き方をしてまで、守らなければならない「公務」とは何でしょうか?

あなたの心と体が壊れてしまえば、役所は責任を取ってくれません。

法律(弁護士)を味方につけて、あなた自身の人生を取り戻してください。

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この記事を書いた人

編集長のアバター 編集長 Workplace Diversity Lab. 代表 / 職場環境アナリスト

元大手企業の人事部で10年以上、労働環境の整備やハラスメント対策に従事。
「組織の論理」で個人の尊厳が踏みにじられる現場を多数目撃し、独立。

現在は行動心理学や労働法に基づき、「個人が組織から身を守るための戦略(=退職)」を研究・発信している。

「逃げることは、負けではない。戦略的撤退だ。」 あなたが壊れる前に、論理と法律の力で「安全な場所」へ誘導します。

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