「組織のためのダイバーシティ」から、「個人のための生存戦略」へ。当ラボが再始動する理由
本ドメインdiversity-oows.jpは、かつて大学と企業などが連携し、「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」という極めて先進的なプロジェクトの発信地として機能していました。
性別、国籍、年齢に関わらず、多様な人材が活躍できる組織を作る。
その高尚な理念と、数々の研究成果に対し、私たちは最大限の敬意を表します。
しかし、プロジェクトの終了から時を経て、私たちはある残酷な現実に直面しています。
それは、「理想的なダイバーシティを語れるのは、ごく一部の恵まれた組織だけである」という現実です。
本稿では、Workplace Diversity Lab.(ワークプレイス・ダイバーシティ・ラボ)が、なぜ今このドメインを受け継ぎ、「退職」という手段を通じて個人の多様性を守ろうとしているのか。その「再始動」の意義と大義について宣言します。
継承されるべき「理念」と、現場の「乖離」
前身のプロジェクトが目指した「女性研究者支援」や「ワークライフバランスの実現」は、本来、すべての労働者が享受すべき権利です。多様な視点を取り入れることがイノベーションを生み、組織の持続的な成長につながる──この理論に疑いの余地はありません。
しかし、日本の労働市場を見渡したとき、そこにあるのは「ダイバーシティ・ウォッシュ(うわべだけの多様性)」です。
- 「女性活躍」を掲げながら、時短勤務者へのハラスメントが横行する職場。
- 「多様な働き方」を謳いながら、サービス残業や休日出勤を強いるブラック企業。
- 人手不足を理由に、個人の「辞める権利」さえ剥奪する硬直した組織。
組織の上層部が「ダイバーシティ」という言葉を経営のお題目にしている裏で、現場の労働者は「組織の歯車」として個性を押し殺し、心身を摩耗させています。
組織が変わるのを待つには、私たちの人生は短すぎます。
だからこそ、私たちは視点を転換する必要があると考えました。
「適切な離脱」こそが、多様性を守る
当ラボでは、ダイバーシティの定義を「組織のための経営戦略」から、「個人のための生存戦略」へと再定義します。
多様な人材が活躍できる環境とは、誰かから与えられるものではありません。
自分を尊重しない環境から「離脱(退職)」し、自分を活かせる場所へ「移動」することでしか、真の多様性は手に入らないからです。
「逃げる」のではなく「選ぶ」ということ
ハラスメントや過重労働によって、うつ病や適応障害に追い込まれることは、個人の「多様性」の死を意味します。
私たちは、退職代行サービスや法的手続きを、単なる「逃げ」のツールとは捉えていません。
それは、機能不全に陥った組織から、自分の尊厳とキャリアを取り戻すための「高度な自衛手段」です。
かつてのプロジェクトが「組織の中に居場所を作る」ことを目指したのであれば、私たちは「組織の外に出てでも、自分らしい居場所を探す」人々を全力で支援します。
Workplace Diversity Lab.の活動指針
本サイトでは、アカデミズムの精神を一部継承し、感情論ではなく「法律」と「論理」に基づいた情報発信を行います。
推奨する解決策(退職代行・弁護士等)についても、単なる営利目的ではなく、以下の基準を遵守します。
- コンプライアンスの遵守: 非弁行為(違法業者)のリスクを徹底的に排除します。
- エビデンスの重視: 労働基準法、民法、厚生労働省のデータに基づき、論理的な解決策を提示します。
- 弱者へのエンパワーメント: 組織の論理に押しつぶされそうな個人が、対等な立場で交渉できるよう知識を提供します。
私たちが「非弁業者」を推奨しない法的な理由と、安全な業者の見分け方については、こちらの
退職代行は弁護士なら違法性なし?組織からの「安全な離脱権」を行使する法的アプローチにて詳細に解説しています。
「あなたが辞めたら、組織が回らない」
そう言われたとき、どうか思い出してください。
組織を守るために、あなたが壊れる必要はありません。
Workplace Diversity Lab.は、あなたがあなたらしく生きるための「出口戦略」を、これからも研究・発信し続けます。

