2020年10月6日(火)と10月8日(木)、「ポイントで学ぶ英語論文セミナー(実践編)」を実施しました。
文部科学省の補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」の一環で、毎年英語のスキルアップセミナーを開催しており、今年度はZoomを使ったオンラインセミナーにて行いました。南近畿助成研究者支援ネットワーク(11大学・機関)も共催として参加し、約80名が受講しました。
講師には、理化学研究所 創発物性科学研究センターより小野義正先生をお招きして、
第1講義「英語らしい英語論文の書き方」(10/6)
第2講義「日本人英文を脱するために」(10/8)
をテーマに講義をしていただきました。
参加者からは、
- 英語で論文を書いている時に、悩んでいた点がクリアになりました。
- 先生の授業のペースは非常によく、集中して聞きました。
- 英語の論文に特化した講義を受けたことがなく、とてもためになった。
- 例を豊富に示していただけたので、具体的にイメージしやすかった。
といった声が聞かれました。また、Zoomでの開催については、
- 移動時間がないので、気軽に参加ができる。
- 移動中でもイヤホンを付けて受講できたのはありがたかった。
- 育児中に家で受けられたため。これからもずっとそうしてほしい。
というように、好意的な反応が多くみられました。
一方で、「講師や他の受講生の温度感が分からなかった」「オンライン特有の静けさで、講師の方は手ごたえのない講義だったかもしれません」などのご指摘をいただいたコメントもあり、双方向のあり方等、今後の課題も見つかりました。